「ごめんね、こんな物しか出せなくて。
お菓子、いる?」
「ありがとう、欲しい。」
台所にあったバラエティお菓子を皿に盛って運んでから、忘れていたことを言った。
「……ついでに、勉強教えてくれない?」
「え、いいけど。
珍しい、星野に分からないことがあるなんて。」
「まあ、ね。」
曖昧に濁して、わからない箇所を開く。
「ここの文章の何を読み取ったらこの選択肢を選べるのかが分からないんだよね。」
「ああ、これはもっと後の文章に書かれているこの言葉がキーワードになるんだよ。
そうしたら、これとこれ、繋がるだろ?」
「ああ、それでか。
……じゃあ、これは?」
「それは、ここを見ると分かるよ。」


