雨の後は、きっと虹がかかる



「お待たせしましたー、ご注文のお品はお揃いでしょうか?」


「はい、ありがとうございます!」


「ごゆっくりお楽しみください」


「わーい、いただきまーす!」


愛華が待ちきれないとでも言うように食べ始めた。


「あ、わたしもー」


「……何?陽、あたしの顔、何か付いてる?」


「あ、何も!

……2人とも、なんかすごいなって。

見た目が派手なのに礼儀とかちゃんとしているから。

私の学校の派手な人達よりも全然見ていて気持ちがいいんだ。」


……今の、上から目線になっていた!?


そして私は何を言っているの。


「……そんなの、初めて言われたー!

あたし達、親が超厳しくてそれに反発してギャルになったんだよね!

見た目で判断をしなかったことが本当に嬉しい!」


完全に想定外。


「やっぱり陽は優しいなあ!

ありがとう。」