雨の後は、きっと虹がかかる



「早いよー、3時間経つの。」


「栞の声ガラガラじゃん!

まじうける!」


歌い続けていた栞の声はガラガラだった。


15曲以上は歌っていたと思う。


「しょうがないよー、楽しかったんだから!」


栞の声に思わず笑ってしまう。


「陽も笑うとか酷すぎー」


「栞の今の声、あのタレントにすごい似てる!」


「ほんとそれ!

本当に面白いから!

栞の声、今ならネタレベル!」


愛華が面白いことを言うからますます面白い。


「あははっ、苦しい!」


「もー、栞、これ以上笑わせないでよ!

私達笑い死にしちゃうから!」


「ごめーん」


「もう無理ー!」


……ああ、楽しい。


この時間がずっと続いて欲しかった。