雨の後は、きっと虹がかかる



「……青空、似合うよね。

なんか、すごく爽やかだから夏を思わせる。」


……え、緊張する。


なんでこんなに見てくるの?


何かまずい事でも言った……?


「……まじで?

俺、青が似合う?」


「う、うん。

ずっと、似合うなって思っていた。」


ずっとって、いつも見ているみたいじゃん。


1人で恥ずかしくなっていると、笑い声がした。


「俺、すげえ嬉しい。

ありがとう。」


「……あ、えっと……」


顔が熱い。


「うわ、照れてる。

レアだな。」


ますます恥ずかしくてしょうがない。


その時、チャイムが鳴った。


「戻るか、チャイム鳴ったし。」


「……待って。

虹、もう一度見たい。」


雪村くんのシャツを掴んで懇願した。


本当に綺麗で、ずっと見ていたいくらいだった。