キャバ嬢の姫

次の日......

はぁ、学校行くか〜

私は学校でいう〜なんて言うのかな?人気者?かな

まぁ、みんなからは顔が可愛いとか言われてる

一応変な目で見られないようにウィッグとカラコンは付けてるけどね

ってもそれは私をいい目で見てる人達、悪い目で見てる奴らは私をいじめてる

私は学校の生徒会長もやってる、

会長をいじめていいのかって話だけどねw

女「あなた達!道を開けなさい!会長様よ!!」

女がそう言うとみんなさっ、道をあける

『ありがとう、』

女「いえ!」

てか、教室行くのめんどい......生徒会室行くか

私は生徒会室に向かった

生徒会室は生徒会役員の人達しか入れない

ってもここにいるのは私一人役員の仕事は全部一人で出来るし男がいたら危険って春がいってたから

生徒会室は春がソファーや、テレビなどいろんなものを用意してくれてる

ここでも普通に生活出来そうだけどね

それから、一切授業を受けず音楽を聴いたりしていた

気づけばお昼休みになって色んなところから楽しそうな会話が聞こえてきた

ピーンポーンパーンポーン

春「生徒会長〜理事長室に来てください」

はぁ......面倒......

私は仕方なく春のところに向かった

ガチャ!!

『何......』

春「こいつらに学校の説明と、クラスに案内してくれ」

そう言われてソファーを見てみると昨日キャバクラに来てた男達がいた

私は心の中で驚いた、っても顔は無表情だと思うけど

『はぁ......お昼に登校ですか』

春「いや〜寝坊した奴がいたみたいでよ」

『そうですか、でわこちらに来てください』

そう言うと春に一礼して、私の後ろに着いてきた

ガチャ!!

『ソファーに座ってください』

私はそう言って会長の机の引き出しから資料を出した

『こちらは校則やいろいろなものが載っています、あなた達はS組です』

?「S組?」

『S組は、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、組、財閥、暴走族のどれかに入っていたら入れるクラスですあなた達は、暴走族、財閥、組として入ります』

『それと、すみませんがあなた達のお名前を教えてくれますか?、登録などしないといけないので』

?「えっ?!僕達のこと知らないの?!」

『は、はい暴走族に入っていることしか......』

?「へぇ〜今どき僕達を知らないんだ」

『はい、すみません』

まぁ、お前達、男になんか興味はないんだけどね

凪「僕は凪!世界No.2、星龍の幹部だよ!」

星龍......

歴代5代目と歴史のある暴走族、今の幹部以上は歴代最強だとか

最近では自分たちの島を荒らす奴らを片っ端から片付けていて、テレビ、財閥の間でもよく耳にするヤツら

蓮「蓮、総長だ」

宮「宮、副総長」

楓「楓、幹部、凪の双子の弟」

樹「樹、幹部」

『暗闇 美空です、よろしくお願いします』

蓮「暗闇......」

凪「暗闇財閥の社長??」

『よくご存知で、そうです、』

さっきから、楓?ってやつがこっちを見てきてる、瞬きもせずに

『どうかしましたか?楓さん』

楓「ううん......」

『そうですか、でわ教室の方へ行きましょうか、お昼休みも終わる頃ですし』

そう言って生徒会室を出て教室に向かった

ガラガラ!!

先「あら!美空さん!」

『先生授業中すみません、転入生の方達を連れてきました』

先「そうですか、ありがとうございます」

私は教卓に立った

『皆さんすみません、この方達は今日からこのクラスの仲間になる人達です、有名なので自己紹介は省かせていただきます』

席は......うげぇ私の周りしか空いていない

『先生、私の周りに座らせてもいいですか?』

先「えぇ、でも大丈夫??」

『はい、でわ、あなた達はあちらの席に私の席は窓側の一番後ろなのでその周りに好きなように座ってください』

『先生貴重な授業を取ってしまってすいません、』

先「いいのよ、美空さんも授業は受けるんですか?」

『はい、それでは私は席に』

そう言って私は静かに席に座った

それから、まぁ15分ぐらい授業を受けて終わった

さてと授業も終わったし、帰ろうかなぁ

と思ったのに何故か私は今倉庫に来ている

校門を出て星龍の奴らに捕まった

『で?話はなんでしょうか』

蓮「お前何者だ」

『暗闇 美空ですが?』

蓮「そういう事じゃない、」

『では、どういう事でしょう』

凪「蓮が言おうとしてるのは、なんで、そんな無理して笑ったりするの?って言ってるの」

『私は無理に笑ってはいません、』

凪「なんで君の個人情報が出てこないの?」

『私は世界No.1暗闇財閥の社長です、個人情報は守られています』

楓「でも、普通なら、ある程度は見れるでも、君のは全然見れない」

『さぁ、私にも分かりません』

蓮「おい、お前、姫になってくれないか?」

『姫というのは?』

総長の女になるということ......つまりこいつの知っているけど聞かないとおかしいからね

蓮「俺の女になるって言う意味だ」

『すみませんが、お断りさせていただきます、あなたのことは何も知らないし、暴走族とかにはあまり関わりたくありませんから、』

『お話がこれだけでしたら私は帰らせていただきます』

楓「君、昔の僕にそっくりだね」

『と言いますと?』

楓「この世界に生きている意味が無いって目をしてる」

!!!

私はその言葉にびっくりした......

『な、何を言ってるんですか』

楓「僕は正直に言ってるだけだよ、ほんとでしょ?君はこの世界が嫌い、なんでしょ?」

『あなたになぜ言わないといけないんですか?今度こそ失礼来ます』

『なんなんだ......あいつ』

私のことを見透かしてるみたいに......

この世界が嫌い......

けど、好きっていえば嘘になる

この世は本当に嫌い

強いものが弱いものを虐め、周りの奴らはそれを知らないふり、弱いものが死んだ後は私は助けようとしただの、可哀想にだとか、

それに、興味が無い、いつも、息をして学校に行きつまらない人間関係を作り、眠る、

そんなのは面白くない

だから、私はこの世から消えたい......

なのに、それを許してはくれない

だって、私は生きて罪を償わなければ行けない......

私が犯した罪を......

私は家に帰り仕事の時間が来るまで寝た