「あ、もう授業始まっちゃうね!

じゃあね、優希くん❤︎」

そう、残念なことにクラスが違うのだが…

やっぱり、男なのか?

気になって授業どころじゃなかった。

こっそり、琉璃のクラスに行くと

「智樹くん❤︎

今日、一緒に駅前のカフェ行かない?」

ともき…?

あ、学校で僕の次にカッコいいとか言われてるやつか。

あいつも、顔赤くしてる。

「あれぇ?どうしたの??

顔、真っ赤だよ?熱でもあるのかな?」

智樹とか言う奴のおでこに手を置いている。

爆発しそう。

つか、いっそのことあいつを殺してやろうか。

「だ、大丈夫だよ!

駅前のカフェだよね?!

い、行こっか!!」

琉璃の手を取って教室から出て行く。

「よかったぁ。

断られたらどうしようと思っちゃった♪」