「よかったね。小山さん。

俺は、もう行くね。」

「智樹くん。

本当にありがとうね!

それと、ごめんね?」

「ううん。

仲良くて何よりだよ。

お昼はもういいや。じゃあね。」

「うん!バイバーイ!」

意外とアイツもいい奴なのかも知れない。

「あっ!もうお昼終わっちゃうよー!」

「本当だね。教室に戻ろうか。」

ギュッ

制服の袖を顔を真っ赤にして、下を向きながら引っ張る。

「どうしたの?」

「あ、あの…ね、

今日、デートしたぃ…」

だんだん声が小さくなって、涙目になって行く。

「ダメ…かな?」

ウルウルしながら目を見つめてくる。

「いや、全然いいよ!

どこが行きたいか、放課後までに決めといてね。」

やっぱり、僕の彼女は




「うん!!楽しみ❤︎」





可愛い(╹◡╹)♡