僕と兄は両親を亡くし、今では2人で暮らしいている。



そんな兄は僕が自立できなかったらと心配でしかたがないことを告げられた




兄は僕に打ち明けるとアニメのCDを差し出した




僕は兄の元に歩み寄るとそのCDを手に取った




「この曲は父さんが作詞をして、母さんが作曲をした最後の曲なんだ」





僕は驚きを隠せずに暫く、そのCDを見つめて黙り込んだ。