「くそっ、あの女がパートナーだとかありえねぇ」
学園長室から寮に戻るとソファに座り込んだ
「一芭くん…、大丈夫?七海ちゃんの事、気に入らなかったのかな」
ノックもせずに勝手に入ってきたのは八玖だ
心配そうな表情
弱気な口調
また、違う人格の表れかと思い
「御前こそ大丈夫か、薬飲んでねーのか」
手招きをして上がりこませ
キッチンからオレンジジュ-スを持ってくると机に置いて差し出した
「飲んでるけど…どうも安定しないみたい。一芭くん、僕は七海ちゃんが僕達を変えてくれる気がする」
俺と凪九以外の人間の話をしない、八玖が真剣な目で女の話を持ちかけた
俺は名前を聞くだけでイラッとした
「態々、女の話か…俺は興味はない。あの女を落とす気はないから八玖にやるよ」
冗談めかしに鼻で笑って八玖と目を合わせた
「一芭くん、負け越しだね。いつもなら、あの女絶対落とすとか俺に敵う女がいるわけねーだろって言うじゃないか」
