「なぁ、聞いたか！？
今日、転校生が来るんだってよ！」
「それマジ！？女の子か！？」
「いや、わかんない…。」
「マジかよ…」
『転校生か…。どんな奴かな？』
(ガラッ
「ほら、早く席に着け～！」
(ガタガタガタッ
「さて。知ってる人もいると思うが、今日 は転校生が来ている！」
「えっ転校生！？」「女子か？」
(ザワザワ
「はいはい静かに！それじゃあ、平島！入 って来ていいぞ！」
「失礼します。」
(ガラッ
「えっ、かっこよくない！？」
「それじゃあ、自己紹介してくれ。」
「分かりました。」
(前を向いて
「平島晃といいます！田舎から引っ越して きました。好きなことは絵を描くことで す！これからよろしくお願いします！」
『いい奴そうだなぁ...。近くの席にならな いかなぁ…！』
「よし！それじゃあ席は何処に...おっ！松 田の隣が空いてるな！そこでいいか？」
「は、はい！大丈夫です！」
『マジで！？よっしゃあ！！』
「平島もそれでいいか？」
「はい、大丈夫ですよ！」
『松田君か...。どんな人なんだろう？』
(席へ向かう
「よろしくお願いします！松田君！」
「敬語じゃなくていいよ！翔太って呼んで くれよ！」
「うん！俺も晃って呼んで！」
「おう！よろしくな！」
