君の隣でその白いドレスを着たくて







「えーっと・・・?」



「僕、高木さんのこと、なんだか好きみたいで。
別に今すぐ付き合ってくれとか言わないので、高木さんさえ嫌じゃなければ、また会いたいです。」



なんて返事をすればいいんだろうか。

こういうのは初めてで、よくわからないな・・・。

けど、別に悪い人じゃないと思うし、嫌いなわけでもないし。



「・・・いいですよ。」



「え!ほんとうですか?」



「ふふ。はい。」



「やった。
あっ、あと、敬語で話すのやめませんか?お互いに。」



「わかりました。」



あたしがそう返事をすると、玉井さんは嬉しそうに笑った。


それから少し、他愛もない話をして、玉井さんはお昼から用事があるからと、帰っていった。