君の隣でその白いドレスを着たくて







「ひどいよね!
今回は絶対許さない。」



「まあまあ。
きっとよほど暇で、なにもすることがなくて、こんなことをするしかなかったんだよ。
だってこんなに書くの、大変だよ?」



「梨々ってば、なにされても毎回全然怒らないんだから。」



「こんなことをする人たちに腹を立てるのは、時間の無駄だよ。
だから佳奈。もうそんなに怒らなくてもいいんだよ。」



「まあ、それもそうだね。」



「うん。」



「じゃあさ、帰りドーナツでも食べて帰らない?」



「いいね。あの新しくできたところ?」



「うんうん。おいしそうじゃない?」



「確かに。前から気になってたんだよね。行こっか!」