最後の授業の終わりのチャイムが鳴った
今日もいつもと同じように学校が終わる



部活は夏に引退してるから帰るだけだ



「はーーーな!!かえーろ!!」


1番前の席にいる晴也は大きな声で1番後ろにいる私の名前を呼ぶ




私は笑顔で晴也のもとへ行った





帰り道二人横に並びながら歩いてく
真っ赤な夕日のなか二人の黒い影は伸びていく