゛ずっと…ずっと好きでいるから ゛


ーーーーあれは誰が言ったんやっけ?

カーテンの隙間から朝日が射し込む。

「んー…やっぱり思い出せん」

朝7時。ベッドから下りて制服に着替え、髪を結ぶ。

ご飯を食べたら歯を磨いて顔を洗う。

そして鞄を持って

「いってきまーす」

と言って家を出る。

いつもと変わらない日常。

これからもずっと変わらないと思ってた。

あいつに会うまでは。