「お兄ちゃーん!起きて!」



なかなか起きてこないお兄ちゃん。
もぉ、起こすの大変なのに。。


まぁ朝食だけ用意して学校行こうかな。





私は喜多川 美蘭
高校1年生で、兄と一緒に暮らしてます
両親は私たちが小さい頃に亡くなって
親戚の家にいたけど
お兄ちゃんが高校に上がる頃
私たちは二人暮らしを始めた。



「美蘭!!なんで起こしてくれなかったんだよ!!」


あ。起きてきた。


「何回も起こしたよ。起きなかったのはお兄ちゃんだからね」


「俺遅刻するじゃねーか」


どんまい。。


「そんなの知らない。学校行ってくるね」



「おい、美蘭!!」



朝から騒がしい兄でした