「瑞樹もだがお前もだ。初めて見たとき初めてじゃないような気がした」
浮上しかけた気持ちがまた下降し始める。
姉とは全く似ていないと思っていたが、他人から見るとどこか似たところがあるのだろうか?
こんな風に、今は亡き姉のことを覚えてくれていた人がいるなんて、凄く嬉しい。嬉しいけど……やっぱり胸の中がもやもやする。
「こんな話をしたのはお前が初めてだ。どうしてだろうな? お前には何でも話せる」
副社長が照れくさそうに笑う。
その顔にキュンと胸が躍る。
ああ、分かってしまった。
どうやら私は副社長のことを好きになってしまったらしい。
「どうした? 気味が悪いほどおとなしいな」
副社長がローテーブルを挟んで座る私の頭をポンポンと叩く。
「あれっ? 真っ赤だ。お前、とうとう僕を意識し始めたのか?」
ぐっと身体を乗り出してローテーブルに被さると、副社長は私に顔を寄せる。そして、両手で私の頬を押さえ、じっと私を見つめる。
「好きだ。嫁になれ」
彼の顔が近付き、唇が触れるか触れないかの距離で姉の顔が浮かびハッとする。
「イヤ!」
顔を背け、後方に身を逃すと震える声で言う。
「誰かの代わりなんて、絶対に嫌!」
込み上げる涙に自分自身が驚く。
こんなにも彼を好きになってたんだと……。
浮上しかけた気持ちがまた下降し始める。
姉とは全く似ていないと思っていたが、他人から見るとどこか似たところがあるのだろうか?
こんな風に、今は亡き姉のことを覚えてくれていた人がいるなんて、凄く嬉しい。嬉しいけど……やっぱり胸の中がもやもやする。
「こんな話をしたのはお前が初めてだ。どうしてだろうな? お前には何でも話せる」
副社長が照れくさそうに笑う。
その顔にキュンと胸が躍る。
ああ、分かってしまった。
どうやら私は副社長のことを好きになってしまったらしい。
「どうした? 気味が悪いほどおとなしいな」
副社長がローテーブルを挟んで座る私の頭をポンポンと叩く。
「あれっ? 真っ赤だ。お前、とうとう僕を意識し始めたのか?」
ぐっと身体を乗り出してローテーブルに被さると、副社長は私に顔を寄せる。そして、両手で私の頬を押さえ、じっと私を見つめる。
「好きだ。嫁になれ」
彼の顔が近付き、唇が触れるか触れないかの距離で姉の顔が浮かびハッとする。
「イヤ!」
顔を背け、後方に身を逃すと震える声で言う。
「誰かの代わりなんて、絶対に嫌!」
込み上げる涙に自分自身が驚く。
こんなにも彼を好きになってたんだと……。



