「そっそんなことあるわけないじゃない! 処女なのに!」
ハッと口元を押さえるが、時既に遅し。
「へぇ、処女ねぇ。じゃあ、マリア様だったのか?」
明らかに目が笑っている。
もうこの人ヤダ! 溜息交じりに説明をする。
「甥です。亡くなった姉の子です」
「その子の面倒を見ているのか? まさか一人で?」
「そうですがそれが何か?」
副社長はちょっと言葉を切り、「お前幾つだ」とまた訊く。
「二十二歳です」
「昨日の貧血は過労と風邪だと医者が言っていた」
「はぁ、そうでしたね」
でも、もうすっかり回復したので他人事だ。
やはり病院の薬はよく効く。さらに点滴まで受けたのだ。百万馬力だ。
「弁当はそっちで食べる」
ソファーセットの方に置けというように指を差す。
「大丈夫ですか?」
ベッドの上で食べたらいいのに、と思いながらローテーブルに置く。
「召し上がるのなら、お茶の支度をしますね」
「その前に……」
クイッと顎を下げ『こっちに来い』と指示をする。
「何でしょう?」とベッドに近付くと、いきなり手首を掴まれベッドに引きずり倒される。
「ちょちょっと、何をするんですか!」
ハッと口元を押さえるが、時既に遅し。
「へぇ、処女ねぇ。じゃあ、マリア様だったのか?」
明らかに目が笑っている。
もうこの人ヤダ! 溜息交じりに説明をする。
「甥です。亡くなった姉の子です」
「その子の面倒を見ているのか? まさか一人で?」
「そうですがそれが何か?」
副社長はちょっと言葉を切り、「お前幾つだ」とまた訊く。
「二十二歳です」
「昨日の貧血は過労と風邪だと医者が言っていた」
「はぁ、そうでしたね」
でも、もうすっかり回復したので他人事だ。
やはり病院の薬はよく効く。さらに点滴まで受けたのだ。百万馬力だ。
「弁当はそっちで食べる」
ソファーセットの方に置けというように指を差す。
「大丈夫ですか?」
ベッドの上で食べたらいいのに、と思いながらローテーブルに置く。
「召し上がるのなら、お茶の支度をしますね」
「その前に……」
クイッと顎を下げ『こっちに来い』と指示をする。
「何でしょう?」とベッドに近付くと、いきなり手首を掴まれベッドに引きずり倒される。
「ちょちょっと、何をするんですか!」



