「あっ」
アリスちゃんが声を上げてこちらを見る。どうやら、瑞樹が隣にいないのに気付いたようだ。
パタパタと足音を立て、こちらに走ってきた。そして、「みーき、バイバイ」と可愛く手を振る。
アリスちゃんは「瑞樹」と発音しにくいのか、瑞樹を『みーき』と呼ぶ。そして、瑞樹は――。
「スー、バイバイ」と私と同じくアリスちゃんの最後の『ス』だけを呼ぶ。
二人が並んで立つと、物語の王子様とお姫様が立っているように見える。ただし、アリスちゃんの方が五センチほど瑞樹より背が高い。やはり、この時期、女の子の方が成長が早いようだ。
「瑞樹、バイバイはお片付けしてからね」
瑞樹がテーブルの方に目を向ける。
「そう、お絵描きセットを片付けてから帰ろう」
「はい」と元気よく手を上げ、瑞樹がテーブルの方に走っていく。
「アリスもママとかえるの」
おお! 単語を三つも続けてる。先週まで二語だったのに。
『我が子の成長は良く分からないが他人の子の成長は良く分かる』と言うが本当だ。アリスちゃんが急速に成長してる!
しみじみとしていると、「アリス、お待たせ」とアリスちゃんの母親がやって来た。
「ママー!」
アリスちゃんが母親の胸に飛び込む。
アリスちゃんが声を上げてこちらを見る。どうやら、瑞樹が隣にいないのに気付いたようだ。
パタパタと足音を立て、こちらに走ってきた。そして、「みーき、バイバイ」と可愛く手を振る。
アリスちゃんは「瑞樹」と発音しにくいのか、瑞樹を『みーき』と呼ぶ。そして、瑞樹は――。
「スー、バイバイ」と私と同じくアリスちゃんの最後の『ス』だけを呼ぶ。
二人が並んで立つと、物語の王子様とお姫様が立っているように見える。ただし、アリスちゃんの方が五センチほど瑞樹より背が高い。やはり、この時期、女の子の方が成長が早いようだ。
「瑞樹、バイバイはお片付けしてからね」
瑞樹がテーブルの方に目を向ける。
「そう、お絵描きセットを片付けてから帰ろう」
「はい」と元気よく手を上げ、瑞樹がテーブルの方に走っていく。
「アリスもママとかえるの」
おお! 単語を三つも続けてる。先週まで二語だったのに。
『我が子の成長は良く分からないが他人の子の成長は良く分かる』と言うが本当だ。アリスちゃんが急速に成長してる!
しみじみとしていると、「アリス、お待たせ」とアリスちゃんの母親がやって来た。
「ママー!」
アリスちゃんが母親の胸に飛び込む。



