「僕らは何がしたいんだ?」


なんのために生きているのだろう?
そうも思えてくるじゃないか。

僕らはどうして?
なぜこんなにもくだらない、つまらない、しょーもない日々を過ごすことを好んでいるのだろう?

死んで何もしない方が楽じゃないか。

疲れもしないじゃないか。
手間のかかる、めんどくさいな人間関などない。
その方が何倍も楽じゃないか。

人を愛すこともなく、そもそも誰とも出会わず、悲しむくことなく、辛くなることなく、極楽じゃないか。

働かなくていい。
学校へ通わなくていい。
勉強をしなくていい。
こんなに楽なものは無い。


だが人は「死ぬ」という選択はなかなかとろうとはしない。
望もうとする者はなかなかいない。

「もう無理」「消えたい」
「死にたい」「死にたい」「死にたい」…と

人々は口にしながらも生きている。