「いーじゃんどうせまゆげだし〜 なに、興奮しちゃう?」 「……アホか」 はだけて見える私の左膝を まゆげは力強くひっぱたいた。 「いっだぁ!!」 痛がる私を 面白そうに笑う。 そう、こいつは、笑った時 ただでさえ太くて凛々しい眉毛がくしゃりと曲がるから それが面白くって まゆげをまゆげってよぶようになった。