昼休みが終わって、教室に向かおうと、中庭に差し掛かったとき、3人の先輩に囲まれた。

あ、走星の総長と、幹部事じゃん。

教室戻りたかったのに、


早く片付けて帰ろ。


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意外とかかっちゃったな。

そしてずっと見ていたであろう人物に気づいてしまった。

亜美ちゃんだ。



すんごく驚いた顔してる。


それもそうだ。


そして怒りを込めて囁いた。

「お前らのせいで、好きなやつに本性ばれただろ?今度面貸せよ。マジうぜぇ、今度から学校で話しかけんな。カス」