「タマちゃん、勉強終わったね。 ご褒美の一杯は何にしようかな」 バイオリンを置いたヌイはいつものようにのほほんと紅茶について思考を巡らせている。 「どうしてこのタイミングでバイオリンを弾こうと思ったの?」 「んー?」 「だって気になるじゃん? いままでだって暇な時間は大量にあったのに二ヶ月も聴いたことなかったんだよ?」 「あー」 この人……。 私の話聞いてるのかな?