「なんなのあんた……」
よくは分からないが、少年は私がタマだと分かるなり頭を抱えてブツブツと垂れている。
よくは分からないがそれってめちゃくちゃ失礼じゃない?
「だってさー、紅茶が大好きなタマちゃんって聞かされてたらもう少し落ち着いた大人の女を思い浮かべるじゃん。
なのにあんたみたいなうるさそうな女がタマちゃんとか?
しかも紅茶大好きとか?そんなのって詐欺だろ」
「ちょっと!黙って聞いてればなんなのさ!」
「まあいいや。おい、タマ、そこに座ってろ」
気に食わないことは多々ある。
と言うかいまの所気に食わないことしか起きていない。


