そう思い込むことにして、私は再び扉を開けた。 「さてと」 取り敢えず店番という建前上いつもの席に座るのは気が引ける。 とくれば、向かうはカウンター一択なわけで。 「わあ!?」 そう重いカウンターの裏へと行くと予想だにしない人物がいた。 「なに、してるの?」 「関係ないだろ」 「そう言うわけにもいかないの。 よからぬ事を企んでるんだとしたら店番の立場上手を尽くさないと」