カクテル紅茶館の事件簿録


「ふふ。本当だよ?大好きだった。

母さんも僕のことを愛してくれてたと思う。

でも、だからこそかな。

いつからかお互いの存在が負担になってしまった。

母さんはいつからか笑わなくなった。

出かけても、お笑い番組を観ていても。

僕が『大好き』と伝えたってくすりともしなくなった。

その眉間にはいつも濃いシワが刻まれていた。寒くなってきたね」