「タマちゃん、そんなに大きな声を出したら葵が怖がるよ」 今回は見当のつけようがない。 きっとヌイにも親の見当はついていないと思う。 だって、ここ数日のヌイは葵の面倒を見るだけで調査らしき行動を起こしていない。 そんなのってヌイらしくない。 悶々とする私にヌイはお代わりを淹れながら話しかけてきた。 「大丈夫だよ。葵のことはちゃんと考えてるから」 ヌイの『大丈夫』は不思議だ。 ヌイが言うとどんなことでも本当に大丈夫って思える。 ……だけど。