カクテル紅茶館の事件簿録


「ねえ、聞いてるの?葵の人生がかかった問題なんだよ?

ヌイ一人に解決できることじゃないんだよ?

ヌイが動かないなら私が警察に行ってこようか?」

「その必要はないよ」

「あるよ!こんなのいつもの広いものとはわけが違うんだよ?」

「別に警察に言うほどのことじゃないよ」

「そんな訳ないでしょ?それとも何?

ヌイには葵の親に目星でもついてるって言うの?」

ヌイの反応を見る限りそうとしか思えなかった。

それにいままでを振り返ってもヌイは広いものから持ち主をすぐに特定していた。

だけど……。