「どうするの?」 「なにが?」 「葵だよ。こんな紙切れ一枚じゃなにも分からないじゃん」 「そうだね」 「ってかこれって通報ものじゃない?」 「そうかもね」 「葵の命をなんだと思ってるの?」 「タマちゃんの言う通りだ」 ヌイは心底興味なさそうな返事を繰り返す。 そのことで私の怒りの矛先は葵の親からヌイへと方向転換を始めた。