「葵はね、この店の外に居たんだ」 「え?」 色々な意味で驚いた。 私の心を読んでいるかのようなタイミングで発端の説明。 それとなんて? 店の外にいた? 「ふふ。僕も驚いたよ。ノックの音がしたから出てみればそこにいるのはこんなに小さな子供だったんだ」 そのトーンは落ち着いていた。 だけどその表情は硬く少し怖さを覚えるものだった。