「違うからね」 広がりを見せ出した妄想に、ヌイは呆れたようにストップをかけてきた。 「違うって何が?」 「バイト的な意味で葵の面倒を見てるんじゃないってこと」 「どうして私の考えてることが分かったの?」 「言ったでしょ。タマちゃんはとても分かりやすいんだ。 少し心配なくらい分かりやすい。葵、おやつにするよ」 ヌイは喋りに満足したのかマットの上で一人遊びをしていた葵へ近づいていく。 「ほら。タマちゃんも座って?」 「うん」