ーーー 「ヌイさーん?まだー?」 カクテル喫茶店に着いたのはそれから数十分も後だった。 葵はその間ずっと熟睡。 故に室内に入るとパッチリとお目覚めになられた。 なのに元気いっぱい目覚めた葵を置いてヌイはいつもの如く茶葉の棚の前で思案している。 「ヌーイー」 もうお手上げだった。 道の生物である赤ん坊と二人きり。 しかもその生物はなんとも言えない表情で私を凝視している。