「どうしたの?」 「葵が外に出たそうだったから散歩のついでに迎えに来たんだ」 「そっか」 本当はもっと反応したいけど、帰宅中の生徒の視線が痛くてそれどころじゃない。 それ程までに目立つのだ。 成人してるかどうかも怪しい年の男の子が小さな赤ちゃんを抱っこしている。 しかも待っていたのは高校生の私。 三人を繋ぐ共通点はなし。 そしてここは学校から徒歩数十秒の角。