カクテル紅茶館の事件簿録


「すっごく温かい」

「うんうん」

「後は……。少し怖い」

全部本当の気持ち。

始めて触れる生後半年の赤ちゃんは見た目よりもずっしりとしている。

高めの体温が服越しでも伝わってくる。

そして、やっぱり怖い。

まだ未完成の小さな存在。

私の関わり方一つでどうとでもなってしまう小さな存在。

そんな存在に直に触れてしまうのがとても怖い。