カクテル紅茶館の事件簿録


せっかく凪いでいた先輩がヌイの再来によってまた棘を纏ってしまう。

「よし。行こうか」

それでも何かを決心したのか、先輩はヌイから自分の分のチケットを受け取ると先頭をきって中へと入っていく。

「ほら、タマちゃんも行くよ」

ヌイは意味が分からないで突っ立ってる私の手を引くようにして個展会場へと案内してくれた。