ヌイは何を考えて茶葉を選んでるんだろう? そんな疑問が生まれるほど、ヌイは楽しそうに棚を見ている。 選び終えるとヌイは鼻歌を奏でながらお茶を淹れ、淹れ終わると私の目の前に運んで来てくれた。 それをたわいのない会話をしながら二人で飲んだ。 結局、教科書問題の話はその後することはなかった。 今日、ヌイが淹れてくれたのは水色がしっかりとしたオレンジ色の香り高い紅茶だった。 ダージリンと間違えた私に、ヌイは笑って、 『これはカンヤム・カンニャムって言うんだ』 と、教えてくれた。