ーーー 「そっか、やっぱりね」 カクテル喫茶店へ向かいながら、私はさっき得てきたことをヌイに話した。 「で? 織原先生が長期休みを取ることとあの教科書にはどんな関係があるの?」 話し終え、これから先に進むというところで私たちはカクテル喫茶店に着いた。 ヌイは重厚な扉を開け、私を中へと誘う。 「取り敢えずお茶にするでしょ?」 「うん。ありがとう」 ヌイが茶葉を選んでいる間、私はぼうっとそれを見つめた。