カクテル紅茶館の事件簿録


「うーん。でもさ、やっぱり見つけるのは難しいと思うんだ。

それは先生に届けた方がいいんじゃないかな?」

え?

何かあてっがあったんじゃないの?

その疑問をぶつけようとする私にヌイはウインクで合図を送っている。

私はヌイから何も教えてもらっていない。

よってその合図が何を指すのかその真意は分からないけれど、ぶつけようと思っていた疑問は飲み込むことにした。

「ほら、もうだいぶ暗いし今日は帰ろう?

で、明日朝一で先生に届けるのが一番だよ」

でも……。

嘘でしょ?

じゃあ私たちは何のためにここまで来たの?