「じゃあ貰おうかな」
「そうこなくっちゃ」
でもヌイの落ち着きは何か理由があってのものなのだろう。
ヌイは冷めてしまった紅茶を一気に飲み干してから二人分のお代わりを淹れてくれた。
私たちはお代わりの紅茶を飲みながらたわいのない会話をして、結局学校に向かったのはそれから数十分後のことだった。
でもそれで確信。
明かりはすでに全部落ちているところを見ると構内には誰も残っていないのだろう。
やっぱりお代わりはまったりしすぎだったんじゃないのかな?
心配になり横を歩くヌイを盗み見る。
ヌイは星の数でも数えているみたいに空を見上げながら歩いている。


