カクテル紅茶館の事件簿録


「安定?そんなの楽しいか?

そんな刺激のない人生なんて俺はごめんだね」

「はあ、底辺はお気楽でいいね」

「さっきからさぁ、底辺はお前だろ?

要は怖いんだろ?夢を追いかけて失敗するのが。

親に見捨てられるのが。

だから諦めて楽な方に逃げるんだろ?

その程度の夢を俺の野望と一緒にしないで欲しいね」

「違う!」

少女の声の大きさに男も私も、ヌイでさえも息を呑んだ。