カクテル紅茶館の事件簿録


少女はそのまま駅の方へと歩き出す。

私はなす術なくその少女を見つめた。

「行かないの?」

少女は振り返り吐き捨てるように言葉を投げかけてくる。

そして私の返事を聞かずにまた歩き出した。

「あ……」

なんと答えたら良いのか分からない私は慌てて少女を追いかける。

そう、きっと私の誘いは受け入れられたのだ。