カクテル紅茶館の事件簿録


こんな奴放っておいて先に帰ろう。

そう思うのに私の手はヌイに握られ、引かれ、足は意思に反して前進している。

っていうか何を聞くの?

ナンパなら女を連れてくな?

そんなのに私を巻き込むな?

とか思っていたら、ヌイはなんの迷いもなその女の子を通り過ぎた。

「え?」

「ん?何かあった?」

「えっと、私たちはどこに何を聞きに行くんだろう?」

「それはね」

の言葉同時にヌイは急に歩みを止める。