笑顔の一年間だっただろうか?


それとも涙の一年間だっただろうか?


どっちにしろ、俺は絶対に忘れることはないだろう。


これは、俺の中で何かが変わった、最も短く、とても大きな一年間。


最後まで知ったとき、俺に呆れるかもしれない。


なんだ、この男は。


そう思うかもしれない。


だが、もしもう一度あの一年間が出来るなら、間違いなく同じことをするはずだ。


そんな俺の一年間。


さて、俺らの話をしよう。