この涙が枯れるまで


くそう。


仕方なく俺はキッチンに行きポットからお湯を出し、水で薄めてぬるま湯を作り、タオルを付けて岡のところに持っていった。

「ほらよ。」

俺は手当に夢中になっている岡にぬるま湯を差し出した。

俺が来ているのに気づかなかったらしく、少しビックリしていた。

「お、おう、ありがと!本当は水の方がしみなくていいんだけど、冬だし、少し痛いと思うけど、暖かくしてみた!」

岡はタオルをぬるま湯で濡らし、絞ってから傷口を拭き始めた。