この涙が枯れるまで


いつも次を期待されていた。

『次はどんなことをしてくれるのかな。』
『次も大暴れしてくれるだろう』

次を探し求めて、道を切り開いていく。


俺の中に次なんてなく、今が最大だったのに、次を期待されたら、答えるしかなくなる。


最初は楽しかったんだ。


自分にイマジネーションが湧いてくるこの感覚が。


でも、俺の楽しさは段々苦しさへ。

期待は絶望へ。


変わっていってしまった。


次を切り開いていくことが、どれだけ苦しいか。


その場に立ち止まって、俺は膝を着いてしまったんだ。