この涙が枯れるまで



空っぽ…か。



その言葉が自分でも胸に突き刺さった。


それはかつて岡に言われた言葉だった。


(お前って何もかも空っぽだよな。)
(俺がその空っぽを埋めつくしてやるから、俺と一緒に来いよ!)

あんな言葉に救われた。


俺の欲していた言葉だった。


総長だった俺は、いつも周りの期待に応えようとしていた。


先代からのプレッシャー。後輩達からの期待。


重圧の中で生活していた。


それはまるで地獄でしかなかった。