空っぽ…か。 その言葉が自分でも胸に突き刺さった。 それはかつて岡に言われた言葉だった。 (お前って何もかも空っぽだよな。) (俺がその空っぽを埋めつくしてやるから、俺と一緒に来いよ!) あんな言葉に救われた。 俺の欲していた言葉だった。 総長だった俺は、いつも周りの期待に応えようとしていた。 先代からのプレッシャー。後輩達からの期待。 重圧の中で生活していた。 それはまるで地獄でしかなかった。