この涙が枯れるまで


やめた理由は…、そうだな、岡のせいだ。


岡が俺の店で働けってうるさいから、牙龍をやめてこのカフェで働いてる。

昔はよく馬鹿にされたっけ。


『牙龍の総長がこんなに可愛いパンケーキ作ってるよ!ちょーウケる〜wwww』

『殺すぞおい。』

もちろんやめたことを後悔なんてしてないさ。


少なくとも1年は総長出来たんだからな。


今なんて、辞めてよかったとさえ思っている。


心の重荷が、すっと軽くなったような気がする。


「お前ら牙龍のもんだったんだな。落ちぶれたなぁ、牙龍もよぉ。こんなに弱いやつらを入れて、格が下がるなぁおい。」