この涙が枯れるまで


岡はいつもそうだ。


誰かに合わせるのが得意で、自分勝手な行動は一切しなかった。


優しいやつだ。


俺はぶっきらぼうな言葉を放ち、仕込みに取り掛かった。


岡と話しながら作業し、2時間程たった。


ゴミが溜まってきたので、俺はゴミを出すために袋を持ち、店の裏にあるゴミ捨て場にむかった。


外に出ると、少し肌寒く、薄着だった俺はすぐにゴミを捨てて戻ろうと思った。


ドサッと乱暴に袋を置き、直ぐに戻ろうとした。


「うっ……!ゴホッゴホッ……!」


(なんだ?またケンカか?)