この涙が枯れるまで


いつも見ている制服姿とは違い、今は私服だ。


カッコイイな。奏さんは普通にかっこいい。

雷さんは意外とチャラくない。髪と耳以外。


2人はニコニコしながらこちらに手を振っていた。


「ばいばーい!渚っち!」
「渚ちゃんまたねーーー!」


なんというか。二人ともすごく可愛い。


ここで手を降らないのも可哀想なので、私は軽く手を振って、二人を見送った。


2人が店を出て、30秒くらい経ったころ、村田さんがこちらに向かってきた。


なんかこう、ぬるっと、現れたな。