この涙が枯れるまで


私の集中力はどれだけのものだったのだろうか。


今までの時間が1時間くらいにしか思えない。


いつもこのくらいの集中力を維持できれば。



こんなに願うのは初めてだ。


あとはこれを提出して、終わりだ。



はぁー。終わると達成感と一緒に一気に疲れがやってくる。


軽く背伸びをしてテーブルの上を片していると、岡さんがやってきた。


そろそろ閉店の時間だろうか。


「二人とも、上がるってさ。」


そう言って岡さんは出口を指さす。


それを目で追い、出口に目をやると、二人が立っていた。