この涙が枯れるまで


「渚っち〜、食べ終わったみたいだから、お皿取り来たよ〜、って、顔、怖いよ?大丈夫?」

少しびっくりして私の顔を覗き込む雷さん


食べ終わるの見計らって来てくれたんだ。


待たせてたかな。


「大丈夫、気にしないで。待たせていたならごめん。とても美味しかった。ご馳走様でした。」


雷さんは、少し嬉しそうに微笑んだ。


黙ってればかっこいい人ランキング1位。


今では金に染められた髪でさえ、愛おしく感じる。


「それはよかった!ご馳走されました〜っ」


なんてことを言いながらお皿を持って奥に行ってしまった。


後ろ姿もかっこいい……。


もう口を縫ってしまおうか。うん。そうしよう。